第2次虚空島戦没より100年。 蒸気機関の発明により、人類は機械化への道を歩み始めた。 無限に生産されるエネルギーは、内に外に人類の生活を変貌させていった。
そして、英雄が消えた。 平和な繁栄の時代に英雄は必要なかった。 マキシムの血を引く者の事など、もはや誰の記憶にも無かった。
そして、デュアルブレードが消えた。 繁栄の光の奥底で漆黒の闇が広がっていた。それに気付く者は、 今は、まだいない。