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エストポリスオフ2020レポート

2020年2月22日に三鷹で開催されたMusicエンジン第9回演奏会「エストポリス伝記II」の後、同地でささやかながらファンミーティングを行いました。

スペシャルゲストとしてエストシリーズ作曲担当の塩生康範氏、エストシリーズ音楽アレンジ、エナジーブレイカー・カオスシード音楽担当の中島享生氏、更にはコンサートの主宰の河合晃太氏及びコントラバス奏者の橋本慎一氏がが参加してくださいました。

また、遠路はるばるオランダからLesleyさんとその弟さんMichaelさんも駆けつけてくださいました。

コンサートの様子はこちらにまとめていますので是非ご覧ください。

Togetter:MUSICエンジン第9回演奏会関連ツイートまとめ

オランダでのエストポリス伝記

エストポリス伝記シリーズはオランダではとても有名なゲームです。なぜかというと、それまでオランダで遊ぶことができるSFCのRPGは英語に翻訳されたものだけだったのに対して、エストポリス伝記は初めてオランダ語に翻訳されたものだったからだそうです。

「1990年代にSFCのゲームを遊んでいたオランダの人たちならほぼ全員が知っているレベル」とのことでした。

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これはオランダ語で書かれたエストポリス伝記シリーズのガイドブックですが、ボロボロになっているのはLesleyさんが毎日のように小学校に持って行っては「布教」を行っていたからだそうです。

ちなみにLesleyさんの自宅のコレクションボックスには未使用の「鑑賞用」のガイドブックがきちんと保存されています。

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塩生さんと中島さんに贈られたプレゼント

参加者のフォウルさんから塩生さんと中島さんにあるプレゼントが贈られました。

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フォウルさんが1ヶ月半の勢作期間をかけて制作されたもので、開くとちゃんとあのジングルが流れます。

フォウルさんから制作過程についてのコメントと写真をいただきました。

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製作日数は一ヶ月半くらいですね。資格試験前でもあったので、まとまった時間がなかなか取れなくて…製作しない日のほうが多くて時間がかかりました。
苦労した点は宝箱の上蓋のアーチ部分の作成ですね。

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木を曲線に切るのは完全に手作業なので、蓋の横の半円を左右おなじものにするのが厳しくて、大体のサイズに切ってからはヤスリでサイズを合わせました。
加えて真ん中のアーチの板をどうやって表現するか?が一番悩み抜いたところです。
木を曲げるというのは大変技術が要ることなので、数枚の木の板同士を斜めに削りながら曲線を作る、というのが最初に出た案でした。

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しかし、かなりの時間効率の悪さと作成後の強度の低さの問題からパスすることになりました。
色々な素材を探したところ、曲げるための木の板が存在するとホームセンターの方に教えていただき、それを導入することにしました。真ん中のアーチ部分だけ木目があるのは、そこだけ素材が違うからです。

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これは失敗の写真ですが、アーチ部分の装飾と上蓋下部の装飾がミスマッチしたため、少し削ろうとして引っ張ったら割れてしまったのです…
塗装を傷つけないようにどうにか残りの板を剥して、再度の挑戦で何とか終わりました。

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完成後もアーチ中央部分の細い二本線の装飾の端っこが何回も取れたり、中の基盤の配線が取れたりと、何度も修正や修理をこだわりました。
かなりの精密アイテムになったので、ヤマト運輸での輸送の際の梱包は宝箱3つに対してプチプチを10m使い切りました。おかげでなんの故障もなく福岡東京間の輸送に成功しました!

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こだわった点…
中の音声はCDのデータだと色々グレーなところも出てくると思ったので、あくまで手製にこだわりたかったのですが…自分が音楽の知識が皆無なので交流のあるフォロワーさんに協力を頂いて、実現できたこと。

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あと、青箱の色なのですが…
よーく見ると本体が紫色が強い青なんです。加えて装飾はシルバーでなく、ピンクブロンズカラー。
これを出すのにかなり時間と手間がかかりました。
一番目立つアーチ部分が素材が違うので違う色が出てしまうのも気になりました。

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装飾がゴテゴテしてるのであれば誤魔化しが効くのですが、エストの宝箱はシンプルなデザインなのでどこまで誤差の範囲と妥協するかで助っ人と散々話し合いました。

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とのことでした。フォウルさん、ありがとうございました!

オフ会の様子

今回のオフ会は参加者が15人いた為このような名札を制作しました。

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時々席をシャッフルしながらいろんな人が塩生さんや中島さん、奏者の皆さんと質疑応答をするという形式だったので特に議事録のようなものは作成できませんでした。
ですが、こういう形で直接ファンの方と交流できた作曲家・演奏者の皆さんはとても喜んでいらっしゃいました。

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今回は宮田さんはご都合が合わずお呼びできませんでしたが、また是非このような機会を設けたいと思います。
またお会いしましょう。