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エストポリス伝記ニュース:2009年

過去の情報(2009/12/20)

週刊ファミ通12/31・1/7・1/14合併号(2009年12月17日発売)に、「エストポリス」の特集記事が12ページ掲載されています。記事の内容は、マキシム・セレナ・ガイ・ティア・アーティ・ハイデッカの6キャラクタについての、設定イラスト・チャージアタックやウェーブアーツの紹介・宮田正英氏と受田直行氏による開発者コメントです。設定イラストによるとアーティの武器は弓ではなく銃になっています。ジュリナに継承されるはずの「アーティの弓」はどうなってしまうのでしょうか。ハイデッカは全種類の武器と攻撃が使用可能な万能キャラという設定になっていますが、「お前はサルの命令で動いているのか?」「自慢じゃないが、俺は剣の次に得意なのが、人を元気づけることなんだ!」というセリフは健在なので、性格付けには大きな変更はなさそうです。

また、電撃ゲームスvol.4(2009年12月17日発売)に8ページの記事が掲載されました。直良氏によるセレナとティアの描き下ろしイラスト、ティア・ハイデッカのCVの方のコメント、ウェーブアーツやチャージアタックなどのシステムについての解説、セレナとティアの新しいキャラクタ設定についての宮田正英氏のコメントなどが掲載されています。ティアの魚料理イベントは健在で、活発な見た目通りSFC版以上に活躍するそうです。ガデスとはSFC版同様かなり序盤で戦うことになるそうですが、その後の展開が大きく異なるようです。

幕張メッセで開催されたジャンプフェスタ2010にて「エストポリス」のプレイアブル出展を体験してきました。60分待ちとの表示があったのですが、実際は30分程で順番が回ってきました。80-90分待ちといった表示が出ていたこともあったようです。すぐ隣のブースの「スターオーシャン」よりも概ね長い列になっていました。並んでいる人はかつてのファンが多いのか割と年齢が高めだったイメージです。

出展物は、ジャンプフェスタ専用に作成されたバージョンのようで、冒頭にティアによる簡単な操作説明が入り、攫われたジェシカを助けるためにタンベル炭鉱に潜入して、イドゥラと対決するという内容のものでした。音楽は前作のダンジョンの音楽と同じ(エスト2の「洞窟」)で、宝箱を開けた時の効果音も同じ(「アイテム」)でした。イドゥラ戦ではバトル#1が流れました。

パーティメンバーはマキシム・ガイ・ティア・アイリス(アイリスは操作はできず)で、それぞれのウェーブアーツを活かしたギミックを体験することができました。ただし、ティアのフックショットを使わなくてもジャンプで移動できたりガイのハンマーを使わなくてもマキシムの剣でやぐらが壊せたりしていたので、アクションが得意な人ならキャラチェンジしなくてもそのまま解けるけれど苦手な人はキャラをチェンジすると簡単な操作でギミックが解けるようになるというようなバランスなのかもしれません。ギミックには、敵を倒すことで鍵が出てくる・ボムで障害物を壊す・穴にものを落とすことで足場を作る、などがありました。ギミックを解くこと自体にはそんなにシビアなアクション性は求められず、どうやって解けばいいのかという発想力を求められるというイメージでした。

イドゥラと対面する時にガイとジェシカの間でくすっと笑えるやり取りがあり、宮田節を感じることができました。イドゥラを倒すとティアから「クリアしてくれてありがとう!次は本編でお会いしましょう!」的なメッセージが流れ、登場機会のなかったセレナが一言口を挟むという流れでした。制限時間内にクリアできなかった人も結構いたようですが、アクションが難しかったわけではなく、仕掛けの解き方を考えるのに試行錯誤していて時間が足りなかったようです。ARPGとはいうものの、アクションが苦手という人でもそんなに心配することはないのではないかという感じでした。

過去の情報(2009/12/16)

過去の情報(2009/12/05)

週刊ファミ通12月17日号(2009年12月3日発売)に「エストポリス」についての2ページの記事が掲載されました。→『エストポリス』主人公マキシムの幼なじみが登場 - ファミ通.com

大きく様変わりしたティアのキャラクターイラストの他、マキシムとセレナ・ティアのスキルの解説、登場する建物の紹介として、パーセライト大統領邸、カネアマール邸、ジェフリー工房などが紹介されています。ティアのイラストとスキルは上記リンク先でも確認することができますが、ティアにフックのスキルが割り振られているようなので、パーティからの離脱がない可能性も出てきました。レクサスが同スキルを持つ形で入れ替えになるといったことも考えられますが、いずれにしてもそのあたりでのストーリーの変更は確実に行われていそうです。

過去の情報(2009/11/26)

 「エストポリス」について、電撃ゲームスvol.3(2009年11月20日発売)に8ページの記事が掲載されました。→『電撃ゲームス Vol.3』は15年の時を経て完全新生する『エストポリス』に注目!
内容は以下のとおりです。

■CLOSE UP!伝説として語り継がれる名作RPG『エストポリス』シリーズとは?
旧作の紹介
■私達の愛した『エストポリス』
電撃誌ライター陣によるエストポリスへの熱い思いを語ったコーナー
■キャラクタ紹介
セレナ・マキシム・ガデスのイラスト、プロフィール、CV担当の声優さんのコメント
■ゲーム紹介
世界観やシステム・仕掛けについての簡単な紹介
■直良有祐氏による独占書き下ろしイラスト
マキシムがガデスに磔にされているシーンを描いたイメージイラスト。直良氏のコメント付。
■『エストポリス』シリーズを手掛けたネバーランドカンパニーの歴史
『カオスシード』『ルーンファクトリー3』などネバーランドカンパニーの手掛けた主要タイトルの一覧
■スタッフインタビュー
小島創氏(スクウェア・エニックス:プロデューサー)、宮田正英氏(ネバーランド・カンパニー:シナリオ、ゲームデザイン)、受田直之氏(ネバーランド・カンパニー:ゲームデザイン)3者へのインタビュー。全2ページみっちりと書いてある内容の濃い記事です。見出しと概略は以下のとおり。
  • 15年の歳月を経て『エストポリス』がよみがえった経緯とは
    ――去年の6月くらいにスクウェア・エニックスからネバーランド・カンパニーに話を持ちかけた。後発の『II』のほうがシステムも洗練されていてシナリオや音楽も評価が高く、物語の時系列的にも『II』から『I』だったので、まずは『II』をモチーフに作りましょうという流れになった。どうせやるのであれば、ただの移植モノはやりたくないということで、『II』の特徴だったダンジョンでのマップアクションみたいな部分を主軸にして、もう一度新たに世界構築をした形でやろうということで、A-RPGという形に決まった。
  • タッチ操作や2画面構成などDSならではの特色について
    ――直接キャラクターを動かすことで手応えや爽快感を感じられるアクション性を目指した。原則十字キーでの操作で、下画面のタッチ機能は、基本的に操作するキャラクターを切り替えるためだけのもの。ボス戦に関しては、2画面で戦うちょっと手間のかかったものになっていて、それぞれ専用プログラムで動いている。ザコは力押しでもなんとかなるけど、ボスはちゃんと攻略法を見つけ出さないと厳しいかもしれない。ボスは迫力重視で、まず最初にデザインから決めている。
  • コレだけは外せない!新生『エストポリス』のこだわり
    ――小島Pからは最初に「A-RPGとして作る以上、アクションゲームユーザーが満足できるモノを妥協せずに作る。ただし、アクションが苦手な人がクリアできない・楽しめないようなゲームは絶対に作らないでください」と言われた。ステップムーブを捨ててまでアクションに変えた以上、パズル要素があるからという理由で動きを抑制したのではアクションにした意味がないので、飛び越えられてもちゃんと成立するパズルを作った。その分バランス調整も含めて大変だったが、気持ちよくジャンプできるアクションゲームになっている。ネバーのゲーム作りのポリシーとして、「かけた時間をムダにさせない」というのがあるので、RPGとしてのキャラクターを成長させる部分で補う形でアクションが苦手な人でも気持ちよく遊べるようなシステムにしている。
  • シリーズファンなら誰もが気になるSFC版との関連性は?
    ――シナリオは『II』がベースだが、『I』や『II』の世界と今回の冒険の舞台とでは、登場する街の数なんかが全然違うので基本的には全て書き直している。ただし、意図的に『II』と同じセリフをしゃべらせている部分もあるなど、これまでシリーズを応援してくれたファンが思わずニヤリとするような要素も残している。(脚本の宮田氏は)歳をとったなりに洗練された部分もあるはずだが、全般的にキャラクターのおバカ度合いが増したような気がする。みなさんがご存知のあのキャラクターとか、かなりイイ感じになっている。
  • SFC版から引き継いだ『エストポリス』らしさとは?
    ――受田氏が“宮田ワールド”と呼ぶシナリオと、攻略感あふれるダンジョン、あと音楽。音楽に関しては『I』と『II』の両方から持ってきている。メロディラインはいじらずに音質を変えたりして、当時の雰囲気を大切にした。当時のユーザーを驚かせた“魔法の××、マジカル××”みたいなネタはちゃんと登場するので安心して欲しい。
  • 『エストポリス』に注目しているすべてのファンへのメッセージ

    ――受田:DSになって、まったく新しいA・RPGとして生まれ変わった『エストポリス』ですが、ボク自身は昔ながらの『エストポリス』なんだなという手応えもあります。シリーズを知っている方には、懐かしさと同時に新しい刺激も感じてもらえる作品に仕上がってきていると思います。もちろん、シリーズを遊んだことがない方を置いていくような作りにはしていませんので、完全新作としてもぜひ期待していただきたいなと思います。

    ――宮田:15年前はファンからの手紙とかが多かったのですが、今はインターネットで「『エストポリス』を遊んでいます」といった文章も目にしています。媒体が変わってもファンの声がずっと届いているというのが嬉しかったですね。ファンの声は確実に届いていたので、「これはもう作らなければいけないな」といった使命感みたいなものを持って開発しました。ぜひ楽しんでほしいですね。

    ――小島:変えました。かなりガッツリと変えて新作になっています。だけど、シリーズのよさは絶対に残そうというのを念頭において作ったので、間違いなく『エストポリス』であるとは思います。荒さが目立ったところはキレイに、尖っていた部分はより尖らせました。リメイクではなく、新作として昔のものを受け継いだものを作るという、新しいことに挑戦できたかなと思っています。すごく楽しいゲームに仕上がっているので、SFC版を知らなかった方も、ぜひ期待してください。

過去の情報(2009/11/20)

 「エストポリス伝記」の最新作について週刊ファミ通12月3日号(2009年11月19日発売)に4ページの記事が掲載されました。記事による基本情報は以下の通りです。

発売日2010年2月25日機種Nintendo DS価格5980円
ジャンルアクションRPG制作ネバーランドカンパニー発売元スクウェア・エニックス

内容としては、エストポリス伝記2をベースとして戦闘システムやマップ、脚本などを新たに作り直したものとなるようです。仕掛けを解いて進むダンジョンシステムは健在で、戦闘アクションで使うジャンプなどのアクションをそのまま仕掛けを解くのにも利用するようです。グラフィックは3Dポリゴンになり、各キャラクターにはボイスが付きます。

記事にはセレナ・ガデス・マキシムのイラストと、ゲーム画面でセレナ・マキシム・ガデス・ガイが掲載されていました。(ティアもちらっと映っていました)

【キャラクターボイス】
  • マキシム:中村悠一さん
  • セレナ:井上麻里奈さん
  • ティア:豊崎愛生さん
  • ガイ:三宅健太さん
  • ハイデッカ:浪川大輔さん
  • アーティ:千葉進歩さん
  • レクサス:緒方賢一さん
  • アイリス:沢城みゆきさん
  • ジミー:杉田智和さん
  • ジェミー:花澤香菜さん
  • ガデス:小西克幸さん
  • ディオス:銀河万丈さん

スクウェア・エニックスによる公式ウェブサイトは11/25に以下のURLにてオープンするそうです。
http://www.square-enix.co.jp/est/

なお、ネバーランドカンパニーのホームページのトップページに新生「エストポリス」のロゴが掲載されるようになっています。

過去の情報(2009/11/13)

 「エストポリス伝記」の最新作がオリジナルスタッフの手によって制作されていることが発表されました。発売元はスクエア・エニクスだそうです。→ファミ通.com:『エストポリス』名作RPGの新作が発売決定