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エストポリス伝記シリーズ紹介

エストポリス伝記

『エストポリス伝記』は、1993年6月25日にタイトーから発売されたSFC用RPGです。制作はネバーランドカンパニー。ディレクター、シナリオは宮田正英氏。また、楽曲は塩生康範氏が担当しています。海外では"Lufia & the Fortress of Doom"というタイトルで発売されました。

主人公は、100年前に四狂神を倒した英雄マキシムの血を引く少年です。幼い頃に出会った記憶喪失の少女、ルフィアと暮らしていましたが、四狂神の1人である破壊神ガデスの復活を知り、残りの四狂神の復活を防いでマキシムの子孫としての使命を果たすために、ルフィアと共に旅に出ます。

コマンド式のオーソドックスなRPGです。

エストポリス伝記II

『エストポリス伝記II』は、1995年2月24日にタイトーから発売されたSFC用RPGです。制作はネバーランドカンパニー。ディレクター、シナリオは宮田正英氏。また、楽曲は塩生康範氏が担当しています。海外では"Lufia II: Rise of the Sinistrals"というタイトルで発売されました。

主人公は、『エストポリス伝記』の時代をさかのぼること100年前に、四狂神を倒した英雄マキシムです。この作品は、『エストポリス伝記』のオープニングで、マキシムを初めとする4人の勇者が四狂神に立ち向かい、死闘の末倒しつつも、マキシムと彼の妻であるセレナが亡くなってしまうことが予めネタバレされているという斬新な展開のストーリーでした。

ストーリーは『エストポリス伝記』で示されたエンディングに向けて、マキシムと4人の仲間の出会い、セレナとの結婚などを描いていきます。宮田氏曰く「うかつに愛を語るRPG」と呼ばれるトレンディドラマのような台詞回しが印象的でした。しかもクライマックスでは、『エストポリス伝記』で描かれたエピソードの後に更に伝えられなかった真実のエピソードが描かれ、優れたBGMとの相乗効果で鳥肌が立つような圧倒的なカタルシスが得られるエンディングを迎えます。

スキルを使ってギミックを解いていくパズル式ダンジョンの面白さ、入るたびにレベル1からの開始となるRogue系ランダム生成ダンジョン「いにしえの洞窟」の中毒性の高さも高評価を得ました。

エストポリス伝記 よみがえる伝説

『エストポリス よみがえる伝説』は、2001年9月7日にタイトーから発売されたGBC用RPGです。制作はネバーランドカンパニー。ディレクター、シナリオは宮田正英氏。また、楽曲は中島亨生氏が担当しています。海外では"Lufia: The Legend Returns"というタイトルで発売されました。

エストポリス伝記シリーズは海外でも好評を博していたため、「エストポリス伝記III」が版権問題で開発中止になった後、Natsume社の販売で海外で先に発売され、後ほど日本向けに発売されたのがこのタイトルです。

『エストポリス伝記』より更に100年経った世界が舞台です。マキシムの血を引く少年、ウェインが主人公の、外伝的作品です。

エストポリス

『エストポリス』は、2010年2月25日にスクウェア・エニックスから発売されたDS用RPGです。制作はネバーランドカンパニー。プロデューサーは小島創氏、ディレクター、シナリオは宮田正英氏、ゲームデザインは受田直之氏、キャラクターデザインは直良有祐氏です。また、楽曲は塩生康範氏作曲の旧作のものをアレンジして使用しています。

ストーリーは『エストポリス伝記2』をベースとしていますが、システムをARPGに変更し、それに合わせてストーリーなども大幅にリライトされています。キャラクターデザインも大きく変わりました。ギミックを解いて進むパズル式ダンジョンがメインで、2周目はエンディングが変わります。「いにしえの洞窟」も健在です。